■受け口を矯正で治す方法
下の顎が突出している受け口は、歯並びの異常の中でも矯正しにくい部類に入ります。なぜなら、骨格的な異常が原因で下顎が前突しているケースが多いからです。
▼受け口は早期治療が重要
子どもの矯正治療というと、永久歯が生えてくる6歳くらいから開始するのが一般的ですが、受け口に関しては、もう少し早い段階から対処するのが望ましいといえます。とくに下顎骨の大きさや長さの異常に由来する受け口は、3歳くらいから経過を見ていくことが大切です。場合によっては、早期に治療を開始することとなります。
▼受け口は歯列矯正で治せる?
受け口は、大人になってからでも治すことは可能です。歯並びの異常に由来する受け口であれば、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で改善することが可能です。歯列矯正によって、下の前歯の位置や傾きを整えることで、受け口の症状が解消されるからです。
一方、骨格的な異常に由来する受け口は、歯列矯正単独で治せないケースも少なくありません。いわゆる“外科矯正”によって、下の顎の位置や大きさを修正し、受け口の症状を改善します。その場合でも手術の前後で歯列矯正が必要となるケースが多いです。
▼受け口を矯正で治すメリット
受け口を矯正治療で治すと、口元のコンプレックスが解消されます。かみ合わせも正常化されることから、そしゃく能率も向上します。さらに、発音がしやすくなったり、清掃性が向上したりするなどのメリットが得られます。
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午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
※最終アポイントは終了時刻の30分前です。
休診日:日曜・祝日