■成人矯正の治療期間はどのくらい?
▼2~3年が目安
矯正治療にかかる期間は、あくまでケースバイケースです。歯並びの状態や選択した矯正法によっても、治療に要する期間は大きく変わります。そこで最もポピュラーな“マルチブラケットを用いた全顎矯正”を例に挙げると、治療に要する期間は2~3年程度といえます。これは矯正用ワイヤーとブラケットを歯面に設置して、歯列全体を矯正した場合の治療期間です。マウスピース型矯正装置を用いた場合も全顎矯正では同程度の期間を要します。
▼保定処置も必要となる
矯正装置による動的治療が完了したら、歯の後戻りを防止するための保定処置へと入ります。リテーナーと呼ばれる保定装置を装着する処置で、通常、動的治療と同じくらいの期間が必要となります。つまり、矯正治療が完全に終わるまでには、4~6年の期間が必要になるのです。
▼保定期間は心身への負担が小さい
ただ、保定装置は、歯を動かすための装置ほど複雑ではなく、異物感や違和感も小さくなっています。着脱式のものがほとんどで、心身にかかる負担も少ないです。歯を動かしている時の苦労が4年も5年も続くわけではないのでご安心ください。部分矯正などを選択すれば、治療期間が大幅に短縮されます。矯正法の種類によって、治療期間が短くなるものがあるため、まずはお気軽にご相談ください。ここでご紹介したのはあくまで成人矯正の一般例です。小児矯正に関しては、治療期間もまた大きく異なります。
このように、成人矯正にはそれなりの治療期間がかかるため、その点を考慮した上で治療を選択しましょう。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
※最終アポイントは終了時刻の30分前です。
休診日:日曜・祝日