■矯正治療における保険診療と自費診療の違い
虫歯治療や入れ歯治療などは、保険診療と自由診療の2つから選ぶことができます。経済性を重視したいという方は、保険内で治療を受けるケースが非常に多いです。それと同じように、矯正治療でも保険と自費を選べるのか、気になる方もいらっしゃることでしょう。
▼矯正は原則として自費診療
矯正治療は、原則として保険診療を選択することができません。歯並びの治療というのは、行わないとお口や全身の健康を大きく害するものではないからです。そのため、矯正治療を受けるとなると、患者さんの10割負担となるのが一般的です。ただし、例外もあります。
▼保険が適用される矯正治療
顎変形症のような先天的な異常・病気によって歯並び・噛み合わせに深刻な問題がある場合は、保険が適用されます。そうしたケースは、矯正治療によって歯並び・嚙み合わせを改善しなければ、食べる、飲み込む、しゃべる、呼吸するといった機能が大きく障害されてしまいます。とくに発育期の子どもは、適切な時期に矯正治療を受ける必要性が高まります。その他にも、厚生労働省が指定する先天性疾患を患い、口腔周囲に深刻な異常がある場合も、保険内で矯正できることがあります。
▼まとめ
このように、矯正治療は基本的に保険が適用されません。支払う治療費が百万円前後になってしまうのもそのためです。矯正治療を検討する際にはその点にもご注意ください。ちなみに、矯正治療は医療費控除の対象となるなど、出費を抑える方法はいくつかあります。
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
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午後:14:30~18:30
※最終アポイントは終了時刻の30分前です。
休診日:日曜・祝日