■歯並びと顔の輪郭の関係について
歯は、すべてがお口の中に収まっている器官・組織なので、顔の輪郭とは何ら関係がないように思われがちです。実際、顔の輪郭とは無関係なケースもありますが、多くの場合は顔貌などに何らかの影響を与えています。今回はそんな歯並びと顔の輪郭の関係についてわかりやすく解説します。
▼歯並びで出っ歯・受け口になる?
出っ歯や受け口は、歯並びだけの問題ではなく、顔の輪郭にまで影響を与えていますよね。出っ歯は上唇の周囲が膨らんでいますし、受け口は顎がしゃくれています。こうした症状は、矯正治療によって改善することが可能です。
▼口腔周囲筋への影響
歯並びとかみ合わせが悪いと、効率良くそしゃくすることができなくなります。その結果、硬いものが噛めず、口腔周囲の筋肉も衰えていってしまうのです。その結果、老人様顔貌(ろうじんようがんぼう)といった老けた顔の輪郭になることもあります。矯正治療によって歯並びが正常になれば、いろいろな性状の食べ物を効率良く噛めるようになり、口腔周囲筋も発達します。
▼発育期に歯並びを治療することの重要性
ここまで、歯並びが顔の輪郭にまで影響を与える点について解説してきましたが、とりわけ発育期の子供に与える影響は極めて大きいです。小児期の歯並び・嚙み合わせの異常をそのまま放置すると、問題の顔の輪郭に成長していってしまいます。
▼まとめ
このように、歯並びと顔の輪郭には少なからず関連があることを知っておいてください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
※最終アポイントは終了時刻の30分前です。
休診日:日曜・祝日