■矯正治療中の食事で気を付けるべき点
歯列矯正で装着する装置は、固定式と着脱式の2つに分かれます。それぞれ食事の際に注意すべき点が異なります。
▼固定式の矯正装置の場合
ワイヤー矯正のように、固定式の装置を装着する矯正法では、極端に硬いものや粘着性の高いものはできるだけ控えた方が良いです。そうした性状の食べ物を習慣的に口にすると、矯正装置が破損してしまいます。着色性の高い飲み物・食べ物も矯正装置と歯質との間に沈着しやすく、歯の着色の原因となるため要注意です。
▼着脱式の矯正装置の場合
マウスピース型矯正のように、患者さまご自身が着脱するタイプの矯正装置は、原則として食事の際に取り外します。ですから、矯正を始める前と同じように食事を楽しむことができます。硬いものや粘着性の高いものでも自由に口にできます。ただし、食事をした後の口腔ケアは徹底しなければなりません。また、マウスピースも汚れる度にきれいにお掃除しましょう。
▼マウスピース矯正は飲み物に注意
マウスピース矯正は、食べ物だけでなく、飲み物を飲む時もマウスピースを外す必要があります。飲み物の中に砂糖や着色性の物質が入っていると、歯と装置の間に停滞して、さまざまなトラブルを引き起こすからです。これは盲点になりやすいので十分注意しましょう。ちなみに、水であればマウスピースを装着した状態で飲むことができます。
▼まとめ
このように、矯正治療中の食事は、使用する装置によって注意点が異なります。マウスピース型矯正なら飲食の制限がほぼなくなるといえます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
※最終アポイントは終了時刻の30分前です。
休診日:日曜・祝日